第226球「雨との格闘」(2005.9.29)

 梅雨時とこの時期は、天気のことで気をもむことが非常に多い。天気予報を見る回数も増え、ケーブルテレビの「お天気チャンネル」をじーっと見ていたり、と結構鬼気迫るものがある。ちょっと危ない野球小僧なのだ。最も厄介なのが、活動できるかどうかの境目(本格的な雨がこれから降り出しそう&雨は止んだがグラウンドが使えるかどうか微妙)のケースだ。

 これは俺個人の考えなのだが、休日を預かっている以上、集まったからには是が非でも活動したい。球場の管理人と喧嘩しようが、相手とひと悶着あろうが、活動したい。逆に活動できない状況なら、なるべく早く活動中止連絡を流し、その休日を諸兄にお返ししようと思っている。まだ早いうちなら休日の使い方を切り替えることができる。家族サービスなどに振り替えることもできる。特に家庭を持つ選手が増えてきた我がTWINSならなおさらだ(ちなみに俺は未だ独身なので、どうでもいいと言えばいいのだが)。

 このコラムでも再三取り上げているが、結局どう休日を過ごすのが自分にとってベターなのか、それを突き詰めて考えるようにしている。自分のために過ごすのがいいのか、他の誰かのために過ごすのがベターなのか、そんなことまで考えたりしている。「柵(しがらみ)のないチーム」を自負する我がTWINSだけに、そういう想いは非常に強い。だからこそ、参加してもらえるようなチーム作りをずっと目指してきた。

 二律背反的だが、そうやって参加してもらうチームだけに、逆に活動できない場合の対処は迅速にしたいのだ。それが休日を預かることの「責任」だと思っている。モチロン本音は平日は雨でも雪でもいいから、土日はカラッと晴れてもらうのがベストだ。そのために平日頑張っているわけだからね。

 今週末の天気はどうだろうか。今から気になる。