第175球「継続は力なり」(2004.7.22)

 今年は近年稀に見る猛暑である。確かに週末になると決まって雨が降る・・・なんて展開よりはなんぼマシか、と思うのだが、こうも暑いと野球すること自体命がけ・・・なんてことになりかねない。熱中症になった選手を何人か見たことがあるが、熱中症を舐めてはいけない。あれは非常に危険な症状だ。

 充分に水分を取り、どうにかこうにかグラウンドに立つ。汗はかくけど、やっぱり気分は爽快だ。たとえ最高気温が35度を超えたとしても、だ。そんな時に俺は「継続は力なり」という言葉を改めて思い出すのだ。今俺がこの年になっても、酷暑の中でも元気にグラウンドで活躍できるのは、まさに「継続」しているからに他ならない。

 思えば、TWINSで野球を再開した時、自分のイメージどおりに動けるようになるまで、ほぼ一年の歳月を要した。そこから足掛け6年。月数回の活動ではあるものの、オフの期間を除いてはほぼフル参加してきた。その積み重ねが、今の俺を支えている。今の動ける俺を支えている。だから、その積み重ねがとまった、としたら・・と考えると非常に怖いなぁと思わずにはいられない。何かしらの理由で、またブランクを作って、再度復帰する時に、自分のイメージどおり動けるようになるまで、どれくらいかかるんだろうか。そもそももう動けなくなるかも・・・なんて思う。

 だから、色々な理由はあるのだろうが、できるうちはできるだけ野球続けておいたほうがいいのではなかろうか。チーム事情や生活環境ももちろんあるんだろうけど、どうせ、また野球やりたくなるんだから(笑)。その時に口惜しい想いするのであれば、今からちょっとずつ苦労しておきましょうっての。

 ということで、今年の夏も確かに酷暑ではあるんだけど、例年通りTWINS活動します。で、俺も例年通り活動に参加します。できるだけ長く、できるだけ第一線で野球やりたいですから。