第109球「何のために」(2003.2.18)

 続々と参加大会の対戦相手が決定してきた。もはや、情報の全く無い未知のチームと対戦することのほうが少なくなってきてしまった。たとえ自チームがHPを持っていなくても、他のチームの対戦結果等を丹念に見ていけばある程度の情報を掴めてしまうのだ。インターネットの世界はかくも恐ろしい。

 しかも、過去に対戦実績のあるチームと再戦するということも多々あり、挙句の果てには公式戦として同じチームと複数試合をこなさなければならない状態だ。これはこれで凄いことだなぁと思う。そもそも複数の大会にエントリーできるチームというのは選手層が厚く、チームとしてのモチベーションも高いことが容易に想像できるので、当然のことながら、厳しい試合になることは間違いなく、なかなか前途多難な開幕を迎えることになりそうだ。

 相手がある程度わかっているとなると、この試合が何の大会で、どこまで勝ち進んでいて、どういう過去の対戦があって、どういう位置づけの試合となるのか、を明確にしないと、一体何のためにこの試合を行うのか焦点がぼやける様に思う。なんとなく強い相手と試合しました、というような経験だけを積むことになりかねない。それはそれで有益なのかもしれないが、それでは結果はついてこないように思える。

 我々は集中力で勝負するチームだ。組織として機能していくことで力を発揮していくチームだ。だからこそ「焦点」をはっきりさせる。そういう連絡なり、メールなり、ミーティングが増えるかもしれないが、そこは面倒くさがらずに聞いて欲しい、見て欲しい。チームとしての焦点と自分の焦点を合わせて欲しい。これがTWINSの試合の第一歩であると思う。

 今年も今のところ4つ大会に参加している。ストロングカップ、グロリアスカップ、GBN杯、草魂カップ・・・。焦点をぴたりと合わせて、一戦必勝で臨みたいと思っている。