第9球「ユニフォーム」(2001.3.26)

 TWINSでは、たった一つではあるが、暗黙の了解のようなものがある。「ユニフォームはちゃんと着ろ」である。何か他にあったら教えてくださいTWINS諸兄。

 なぜそれだけがクローズアップされているのかというと、チーム的には「最低限の規律を守る」という主将の方針といったところであろうか。俺の視点からいうともっと簡単。単に見ていて「カッコ悪い」のである。普段の俺はファッションに気を使う方ではなく、むしろカジュアルな服装ばかりを好んでいるので矛盾するかもしれないが…。

 ユニフォームはチームの顔である。チームを見る時に、まず飛び込んでくるのがユニフォームである。ちょっと野球に詳しい人なら「あれは●●のユニフォームをモチーフにしているな」とわかる。TWINSの場合は名前からしてわかりやすいのだが、大リーグのミネソタツインズのユニフォームをモチーフにしている。入団した時に「随分高いユニフォームだなぁ」と思ったものだが、後で聞いてみれば、米国にわざわざ発注をしているのだとか。

 TWINSは2つの大学野球サークルが母体になっている。一つは「立教大学ドンファン」そしてもう一つが「明治大学MBC」である。そんな中で変に出身大学同士で徒党を組むこと無くやってこれているのは、創設者2名の努力によるところが大きい。もちろんその後輩がいい人材であることはいうまでもないが。ミネソタツインズも2つの都市(ミネアポリス・セントポール)が双子都市であることから名付けられたものであり、そういう意味では実にチームの実状にマッチした名前であることが言える。TWINSの名前に恥じない活動というか、選手補強をしているといえる。

 そんな中でチョイスしたチーム名であり、ユニフォームである。そこには色々な思い入れや願いが込められているわけだ。どんなチームにもユニフォームにもそれぞれの想いというものがある。それがわかればわかるほど、疎かにはできないと思うのが自然ではなかろうか。

 というわけでユニフォームはちゃんと着こなそうではありませんか。仕事やりくりして、時間作ってグラウンドに馳せ参じているわけですから、それなりのプライドを持って。きっとプレーにも現われてくると思いますよ。