第6球「季節感」(2001.3.6)

 配属の妙(?)というかなんというか、俺は入社してこのかたずっと内勤をしている。とはいえ、苦情処理した後ユーザー宅を訪問して、そのまま車走らせて公園で寝ていたりしたこともあったが。外回りをしている会社員の皆様は本当に大変なのだろう、とは思う。が、内勤も内勤で結構大変なのだ。別に仕事が辛いとかそういうんじゃなくて。俺が言いたいのはそんなことじゃない。

 何が大変かというと全く「季節感を感じない」ということなのだ、俺の場合。暑さ、寒さは言うまでもなく、空模様だとか、軒先に咲く花だとか、八百屋に並ぶ野菜だとか、都会のイルミネーションだとか。そういうのから遠ざかっているのが結構辛いのだ。

 グラウンドには色々な季節感がある。芝の色とか、暑くなると共に買込むスポーツドリンク(TWINSはポカリスエット若しくはエネルゲンですね)とか、汗や埃とか…。俺は最近それらを自分の体で感じられる(尤も体の衰えを痛感することの方が多いが)ことに対して、無上の喜びを感じるのだ。それだけ自分の体が、そういうことを欲しているのだ、と思うのだ。

 言うまでもなく、野球好きにしてみれば、春は「球春」でもある。我々TWINSもGBN杯決勝という大一番が待っている。是非晴れた空の下で「春」を感じながらグラウンドに立ちたいものだ。チームには春が来ますかねぇ…。

 どうです?ちょっと予定やりくりして出場したくなったでしょ?TWINS諸兄。