第4球「価値」(2001.2.19)

 さて、今回はちゃんと野球のことを…。一応野球コラムですので…。
 各草野球チームのHPを見るとそろそろ始動し始めている様子が伺える今日このごろですが、我らがTWINSも来るべき2001年シーズン開幕に向け調整を開始しました。年頭にトーナメント等への参加表明を行い、目標を明確にした上での練習となれば、自ずと力が入ってくるというものです。

 さて、先日の練習では新しいメニューを取り入れてみました。今回の新メニューは「牽制」・「ランナーを置いた上での内野ノック」。人数の関係もあり、かつ毎回練習することでもないので次回はいつやるかわかりませんが、とにかく、ものは試しに取り組んでみたというところです。

 この練習は、内野(特に二遊間)とバッテリーを対象にした練習であり、他の選手はある意味それに協力していただいて初めて成り立つものであるという点で、通常の全体練習とは全く性質を異にするものです。これはある意味注目すべき変化なのではないでしょうか。

 練習は平等に行うべきものだと思っています。打撃練習も同じ・ノックも同じだけこなすのが今のTWINSの練習スタイルです。ある意味それを崩してまでもその練習に取り組んだ、ということに価値を見出したいと思っているのです。

 「練習の価値」とはいかにそれを実践に結び付けるかに他なりません。日ごろ鈍った体を動ける状態に持っていくのも、野球そのものの動きを覚えることもまた然り。というわけで、今年は牽制球で一つチームのピンチを救ってみたいなぁと思っています。アウトにできなくとも、ひとつの間合いを取る、という意味でもこれは取り組んでみたい…と。それがあの練習の「価値」を決めるのだと思います。今年は価値ある練習をしましょう!。