第2球「スタンダード」(2001.2. 9)

 先日「不沈艦」スタン・ハンセンが引退した。プロレスファンでない方は知らない名前かもしれませんが、馬場・猪木の好敵手だった男だ。彼の引退した理由というのはこういうものでした。
 「私にはスタン・ハンセンとしてリングに上がれるスタンダードがある。このスタンダードをクリアできない体になってしまったから、もうリングには戻らないのさ」

 翻って我々に目を向けてみたいと思います。我々のスタンダードとは何でしょうか?。ど真ん中のストライクをヒットできることだろうか。正面のゴロを捕球できることだろうか。個人的にはそういう部分になってくるのかもしれません。

 ここで忘れてはならないのが、個人のスタンダードではなく、むしろ、チームのスタンダードと思うのです。我々が力負けしてきたチームはここが実力が云々ということもさる事ながら、チームのスタンダードが我々よりも高いところにあったんじゃないかなぁと思うのです。
 スタンダードを保つというのは結構大変なことです。俺のスタンダードは表紙にも書いてありますが「いい休日を過ごすこと」だけです今のところ。休日に草野球をやっていて楽しくなくなったら俺は引退します。他を探しに行きます。まぁ個人のはどうでもいいやね。TWINSのスタンダードが少しでも高く、永く保たれることを切に願っています。

 で、TWINSのスタンダードって何でしょう?諸兄。そしてあなたのスタンダードは何ですか?。